Raspberry Pi Zero WH のセットアップ その①
Raspberry Pi Zero W(WH)はあるけど
余っているモニタ、キーボード、マウスがなくて
Window PC のみでセットアップする方法です。
必要なもの
・ Raspberry Pi Zero W(WH)
・ 8G以上くらいの microSD
・ 電源用のmicroUSBケーブル
・ Windows PC
Raspbian をダウンロードする。
公式サイトから RASPBIAN をダウンロードします。
今回は GUI というかモニタそのものを使う予定はないので
DESKTOPではなく『RASPBIAN STRETCH LITE』をダウンロードします。
ダウンロードはこちら。
www.raspberrypi.org
今回は最新の 2018-11-13-raspbian-stretch-lite.zip をダウンロードしました。
microSDにインストールする。
ダウンロードしたzipファイルをmicroSDに書き込みます。
書き込みには Etcher というツールを使います。
ダウンロードはこちら。
www.balena.io
micoroSDをPCに挿して ダウンロードしたEtcherを実行します。
開いたウィンドウにRASPBIANのzipファイルをD&Dして Flash! をクリックすると
microSDへの書き込みが始まります。
書き込みが完了したら次の作業に移ります。
SSHを有効にする。
次は Raspberry Pi の設定を変更するため
書き込みが完了したmicroSDを一旦抜いて挿しなおします。
その際ファイルが破損しているようなメッセージが出ることがありますが
修復を選択せずにすべてNoを選択します。
エクスプローラ等でmicroSDにアクセスし、
boot直下に『ssh』という空ファイルを作成します。
これでRaspberry Pi 起動時にsshが有効となります。
wi-fiの設定を行う。
最後にwi-fiを使えるように設定します。
先ほどと同様に、boot直下に『wpa_supplicant.conf』というファイルを作成し
以下のようにSSID、暗号キーを記載します。
(****には個人の設定を入れてください。)
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev update_config=1 country=JP network={ ssid="****" # SSID psk="****" # 暗号キー key_mgmt=WPA-PSK # 暗号化キーの管理方式 }
ここまで完了したら一旦PC側での作業は終了です。
その②へ続きます。